R.M.はエネルギー工学を専攻する大学院生として、最先端の技術研究に取り組みながら、Flying Duckでのインターンシップを通じて実社会の課題解決に挑んでいます。「研究と実務の相乗効果」を実感しているという彼が実践する、能動的なインターンシップの形について、お話を伺いました。
Q1. Flying Duckとの出会いについて教えてください。
研究室で特種東海製紙の三島工場を見学した際、代表の八木が事業を立ち上げ、人材を募集している話を聞いたのがきっかけです。以前からスタートアップでのインターン経験があり、次は自分の専門分野であるエネルギーに関連する実務に触れたいと考えていました。研究と専門性を活かせる環境で働けることに魅力を感じ、ご縁を感じて参画を決めました。
Q2. 大学院ではどのような研究をされていますか?
所属研究室では、安心安全で豊かなカーボンニュートラル社会の実現を目指し、電気工学の視点からエネルギーシステムに関する多様な研究を行っています。現在の担当領域は、農業と太陽光発電を同じ土地で行う「営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)」の研究です。土地の有効活用だけでなく、電力市場や経済性の分析も含まれており、これが現在のインターン業務と非常に近いテーマであると感じています。
Q3. 現在の主な業務について教えてください。
主に、工場のエネルギーフローの把握と分析を行っています。従来の固定価格での電力調達を、JEPX(日本卸電力取引所)の電力市場へ置き換えた場合のコスト構造変化の分析、エネルギーコストを削減するオペレーション検討がメインです。ここでは、研究室でも強みとしている「数理最適化」の手法を用いています。理論だけでなく、実際のビジネス現場での課題を扱う経験は、非常に刺激的です。
また、工場見学にも積極的に参加しています。図面だけでは分からない「肌感覚」や「規模感」を理解するために、可能な限り現地へ行くようにしています。実際に現場を見ると、設備の配置や、電気・蒸気が物理的にどう流れているのかが直感的にわかります。設計図には記載されていない「現場の人が何を重要視しているか」というポイントを直接聞けることも大きな学びです。こうした現場の理解が、より正確で迅速な検討に繋がっていると実感しています。
Q4. 学業とインターンの両立について教えてください。
結論から言うと、両立の難しさはあまり感じていません。むしろ、Flying Duckで学んだことが研究に活き、研究で得た知見が業務に直結しています。取り組む課題や手法が近しく、相乗効果が生まれています。学業の忙しさはありますが、柔軟な働き方ができる環境のおかげで、双方にバランスよくコミットできています。
Q5. これまでのアルバイト・インターンシップ等と比較し、Flying Duckの特徴と考えることはありますか。
以前もスタートアップで働いていましたが、その際は数百人の顧客に対して何らかのアクションをすることが多かった一方で、Flying Duckでは1社ずつ丁寧に対応しており、顧客との関係性や課題の特定の重要性が高いと思います。
また、Flying Duckは個々のバランスを尊重し、多様な価値観が混ざり合っている印象です。新しいことに挑戦したい時も、自分で仕事を見つけ、開拓していけるチャンスがあります。多彩なバックグラウンドを持つメンバーと刺激し合いながら、切磋琢磨しながら成長できる環境であると思います。
Q6. 勤務スタイルについて教えてください。
学業のスケジュールに合わせて、週5日、1日2〜3時間ずつ稼働しています。私の場合、毎日一定の時間を確保することで業務の勘を維持し、リズムを作れるのが合っているようです。メンバーの中には、学業の都合で週2日、5〜6時間など集中して 勤務するインターン生もいます。個人のライフスタイルや学業の優先順位を尊重してもらえるので、自分に合った働き方を見つけられるのは大きな魅力です。
主に自宅からのリモート勤務ですが、最近は隔週程度で三島のオフィスにも出社しています。オンラインでは伝えきれない熱意や、社内の雰囲気を直に感じられるのが出社のメリットです。オフィスには昇降デスクがあり、音楽が流れるリラックスした雰囲気の中、集中して作業に取り組むことができます。
Q7. 他のインターン生との交流はありますか?
インターン生は基本的にはフルリモート勤務であり、勤務日程も個々人で異なります。だからこそメンバー同士、お互いの成長を刺激し合えるような交流の機会は大切にしています。
以前同じ案件に入っていたメンバーとは、お互いの案件が別々になってからは毎週30分の「1on1」の時間を設けています。そこでは業務の相談だけでなく、研究の進捗報告や趣味の話も共有し、お互いの目標を再確認しながらモチベーションを高め合っています。
また、半年に一度行われる合宿では、インターン生を含めた社内のメンバーが一堂に会します。合宿の際には、温泉やサウナでリラックスしながら、深夜まで語り合うこともあります。オンライン上では得られない深い対話を通じて信頼関係を築く貴重な機会です。学生同士だからこそできる相談も多く、公私ともに刺激し合える仲間たちの存在は、このインターンを続ける上で大きな支えになっています。
Q8. 今後、Flying Duckでのインターンシップを通じてどのようなスキルを身につけたいですか?
今後は、計算や分析の先にある「社会実装」のスキルを磨きたいです。解析結果を出すだけでなく、クライアントとのコミュニケーションを通じて、現場の課題や真の需要を把握し、サービスとして価値を届ける力を身につけたいと考えています。お客さまとの接点を大切にしながら、より実践的な知見を蓄積していきたいですね。
(※情報は2026年8月時点のものです)